前回は一緒にご飯を食べに行き、遊んで帰ったのだが
それからも、📧が1日置きに届いたりでなんやかんや連絡はとっていた。
夏のある日のこと、、忘れられない事件が起こった。
リモートワークだった私は、夕方仕事が終わり買い物を済ませ
家に戻る、、玄関の扉を開けると、扉の下の方で何か黒い塊が動いたのだ!
そう、夏の嫌~な虫、というか害虫ですね。
この世で最も私が嫌いな物 G が家の中に入り込んでしまうのです。
「うわあっ!!」思わず扉を閉めて玄関からあとずさり・・・
どうしよう、家の中に入ってしまった!!
しかも既にどこに行ったか分からない!!まずい!早く殺虫剤で仕留めなければ!
そう思うが、本気で苦手なので思わず足がすくむ・・・。
なんとか家に入るものの、玄関にはもういなかった。
リビングで体育座りをしてじーっと固まっていたw
えっ、どこにいるかわからない恐怖で何もできないじゃない!w
かなりつらかった、、もうね、終わった~って感じw
そんなとき、ふと思いつく。
そうだ!📧してみよう!急いで携帯と取り出し、びちゃ男へメール
「私、終わった~。。。!(´;ω;`)」
数分後、びちゃ男「どうしたの~?何かあった?」
訳を説明すると、びちゃ男も大のG嫌いなことが判明。
「変な意味じゃないけど、もし家にいるのが嫌なら今日うちにきてもいいよ?」と
言ってくれたのだが、内心、いやいやそれはさすがにしたくない!wと思って断ったw
すると、「俺がそっちに行って退治しようか?」と・・・。
えっ、それは是非お願いしたい!(>_<)
ということで、びちゃ男が駆除隊となって我が家に表れるのである。
※余談
ひとり暮らしの女性の方、こんな経験1度はありますか?
実家に住んで居た頃は、両親や姉がいて一緒にキャーキャー言える人がいて
戦う仲間がいたんですけど、一人暮らしでこの経験は本当に初めてで
ビビり過ぎて壮絶だったのを今でも忘れない。。。w
ちなみに今も娘と二人暮らしなのですが、絶対に家の中に入ってきてほしくないので
業者に数万払って、ありとあらゆる防止策をしているので、お陰様で出会っていません。。。
20分後くらいだろうか、、びちゃ男が現れた。
“ピンポーン” 「き、きたーっ!!(´;ω;`)」
藁にもすがる思いでびちゃ男に状況を説明すると、、
「殺虫スプレーある?」と言われたので、、はい!と渡すと、
玄関中に 「シャ――――――――――――――――――ッッツ」と振りかけた。
おっ!おお。。すごい豪快なスプレーの使い方だ。
この際、なんでもいい、Gを駆除してもらえたら、もうそれで私は安心して眠れるんだから!(´;ω;`)
そう思っていたら、「居たよっ!!」びちゃ男がちょっとビビりながらも
指差したその先に、割とでかめのやつが逃げ回っていた!!!!うお~~‼気持ち悪い~~‼(泣
びちゃ男は更に殺虫スプレーを豪快にGへ振りかけ、いよいよノックアウトしたGが
「もう降参します・・・」と言わんばかりにひっくり返っていた。。
お、、、おおおお~~~!!!退治できた~~\(^o^)/
(私、見ていただけw
びちゃ男がティッシュでそいつをつかみ、袋へ捨ててくれて事なきを得たのだった。。。
この時すでに夜21時は過ぎていただろうか。。。。
「びちゃ男くん、、ありがとう!!本当に助かった・・・」
びちゃ男はビビりながらも頑張って退治してくれたのだ。
結婚後知るけど、本当に結構嫌いだったみたいで、この行動は付き合う前だったからこそ、ここまでやってくれたんだろうな~って思う。
その後はリビングで談笑して、何故か「御礼にビールでも飲む?」という流れになる。
夏の暑い夜、ビールを必ずストックしていたので、2~3本はあったのかな。
乾杯してYouTubeを一緒に観たり、また趣味の音楽の話に浸った。
びちゃ男は、話始めると長いやつで、しかも早口なのである。。
早口な人の話をずーっと聴くのって、疲れません?w
極度の緊張感から解放されたばかりの私は、その話に付き合うのがしんどくなっていたw
お酒飲みながらだと、もっと話が長くなって、0時を過ぎようかとしている・・・。
乾杯したビールはとっくに飲み終わり
だいぶ昔に買っていたウイスキーの瓶のお酒にまで手を付けていたw
そしてそのウイスキーも半分近く飲み干したところで
「あっ!ごめん長居してしまって・・!帰るね!」
ふーやっと帰ってくれるのね・・・。
(本当に都合のいいように使っておいて、最低だわ)
「あっ!そういえば、死骸持って帰ろうか?帰りにゴミ捨て場に捨てとくよ!」
私「え、いいの?あ、ありがとう、なんだか申し訳ないけど、、、助かる!!!」
この日は、びちゃ男が駆除隊となって現れ、一緒にお酒を飲み
数時間も経過していたというお話。。